​臨済宗妙心寺派　青龍山長楽寺

禅宗の一派。唐の臨済義玄を開祖とし、のち黄竜派と楊岐派が立ち隆盛に導いた。日本には栄西が黄竜派の法を受けて建久２年（１１９１年）に帰国、初めて伝えた。参禅問答による自己究明を宗風とする。現在は、天竜寺派・相国寺(しょうこくじ)派・建仁寺派・南禅寺派・妙心寺派・建長寺派・東福寺派・大徳寺派・円覚寺派・永源寺派・方広寺派・国泰寺派・仏通寺派・向嶽寺派の１４寺派、および相国寺派から分かれた興聖寺派があります。

お釋迦様の正法を相承れた初祖達磨大師、宗祖臨済禅師、妙心寺開山無相大師に及ぶ一流の禅を宗旨及び教義します。

​釋迦牟尼世尊をひとしく大恩教主と仰いで尊崇し、それそれの因縁によりご本尊様をおまつりしています。

宗門は僧俗ともに禅の安心を求める同信同行であり、開山無相大師の「請うその本を務めよ」のご遺誡と開基花園法皇の「報恩謝徳」の聖旨を体して仏法興隆を実践する教団です。

自心仏であることを固く信じて坐禅に励み、本当の自分に目覚め、どんな困難にも挫けず常に脚下をみつめ、くらしを正し、生かされている自分に感謝しつつ世のため、人のために尽くします。

​檀信徒は花園会員として和やかに力を合わせ、社会を「心の花園に」と念じて正法をひろめるようにつとめます。